路線バス巡り 高蔵寺大曽根線

IMG_0858_A.jpg


「ガイドウェイバス」というのをご存知だろうか。

専用道路を走る日本で初めてのシステムが名古屋で走っており、今回そのガイドウェイバスの路線を紹介する。


IMG_0856_A.jpg

IMG_0855_A.jpg


ガイドウェイバス、通称ゆとりーとらいんの路線で最も北側の始発となっている中央線の高蔵寺駅からの乗車で、日中は1時間1本とあってうまく時間を調べてからの乗る。
始めは上の写真の車が使われるかと思いきや発車間際になって、別の車が現れてた。

IMG_0859_A.jpg


高蔵寺駅界隈を抜けると、すぐに田畑広がるエリアに入り、ここまでは特に新鮮ではない光景だが東海地方では有名な「コメダ珈琲」の喫茶店とは思えない郊外型の大きな店舗の前を通ると明らかに別の地域に来たという雰囲気

バスというのは、普段人々が生活しているエリアを走る訳で、特別珍しい風景を見るだけでなく、その土地でお馴染みの店や環境を見ることで、自分の生活圏とは違う所に来た実感がある。


乗っていて、あまり乗車する人が見当たらず、1時間1本の路線だからこんなものかと思っていたら名古屋市内に入った中志段味からまとまった人数の乗車で、皆終点まで行くのかなと考えてしまうが、ご婦人グループが多く、そこから目に入った「ジャスコ」の看板にそこに買い物に行く人だろうと予想を立てるも、店最寄のバス停に着くも降りる気配はなく、逆に各バス停のから乗車がある。

結局、ご婦人グループは先の病院がある所で下車して、少し落ち着いた状態でこの路線の肝心な部分である小幡緑地の案内が告げられる。
この小幡緑地から専用部分に入り、バスはその入口で一旦停車する。


IMG_0860_A.jpg


ガイドウェイバスの特徴であり、専用道路の走行に欠かせない案内輪を出す操作をしているようで、写真左下に案内輪が出たことを確認するミラーも備えている。

IMG_0861_A.jpg


専用道路に入った所でガイドレールに案内輪が沿って走ることで運転手がハンドル手から離し、アクセルとブレーキだけの操作で走ることが出来る。
このガイドウェイバスの扱いは鉄道輸送になり、運転手はバスを運転する為の「大型2種免許」と鉄道の為の「甲種免許」を両方持つ必要があり、先ほどから言っている「専用道路」とは軌道になり、人が乗り降りする場所はバス停ではなく駅になる。

そんな駅と言われても、乗っているのはバスである訳で一気に違和感ある空気になってきた。


IMG_0862_A.jpg


線路と同じ軌道である以上、車なんか走っておらず高架ともあって眺めは抜群で、カーブ部分に設けられた電車に乗っている時に見かける制限速度標識とそれを声に出して換呼する運転手が鉄道路線にも見えてくる。

各駅からは多くの乗車があり、バスとしての収容力がきついほどの数で7駅を駆け抜けて終点の大曽根に到着する。

IMG_0863_A.jpg




IMG_0864_A.jpg


普通にバスに乗ったつもりだが、運賃の支払いを改札で行って外に出たところで本当の鉄道路線だという実感が沸いた瞬間であり、新しい発想を作り出すことが多い名古屋人が生み出したバスと鉄道が融合した路線であった。
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する