東京発!冴えない日々

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最後の乗車(後)

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門司で富士と連結後に本州入りした寝台特急はやぶさは、下関でも機関車交換の為に5分の停車

久しぶりに降り立ったこの駅には、未だにこのような案内表示が残っていることに驚きつつも、寝台車と並ぶと良いアクセントになる光景なのだが、かつてはこの駅から出る寝台列車があるほど本数があった夜行列車もこれが最後となり、そういえば定期列車では特急列車の発着そのものがなくなってしまう。


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連結と機関車交換イベントが終わって落ち着いた頃に摂る夕食は、長崎駅で買った駅弁と鳥栖駅で買った復刻焼売(販売名は焼麦)

さくら・はやぶさ時代はロビーカーで食事をするも、それが無き今はおとなしく自室で摂るほど全く移動することはなく、暗闇だけが目立ち始めた寝台列車は東に進んでいる。

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↑下関からのEF66  12号車デッキより


後に自室の下段の上に指定された客が現れるほど、ほどよく乗っている乗客
マルス枠だと、この12号車が優先的に指定されるようで、ならば壁際の区画といった部屋も考えて指定すれば良かったと後悔するも、ここはお隣さんもいるので、お話を聞くと上下におるのは年配の夫婦で「フルムーンパス」を使って旅行中とのことで最後の寝台を堪能しているのは同じ

旦那さんの方は、それこそサラリーマン時代では出張にも使ったぐらいのユーザーで、当時はビジネス移動にも当たり前の存在であった。


乗車頻度はそれほどないが、私的にこれに関する思い出はこの車両14系
今でこそ、富士・はやぶさに使っているこれは、元はさくら用で長崎に所属していた頃は高校生で下校中に毎日のように東京に向けて発車する姿に、長崎からはるばる東京へ向かう乗り物に大都会への思いをしながら、まさかそこに住むとは当時考えもしなかった。


さくらがなくなり、共に消える運命と思っていた車両も現在の姿で残ることに奇跡のようにも感じ、短いながらも併結していると、かつての佐世保行きが存在していた頃のさくらを思い出しながら、最後の乗車をしている。

そんなことを考えながら、山口県内を抜け広島駅に到着するとさらに空いていた区画も埋まり、最終的には岡山から乗ってきたのであろう全室乗車があり、普段からこのぐらいの需要があればとつくづく思いながら、広島を出た頃にはいつの間にか眠りに入っていた。




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翌日、車内放送が再開された浜松到着のアナウンスで目が覚め、ここから乗車する車内販売に待ちながら、活動が開始された沿線の様子を眺めている。


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下り列車から見える瀬戸内海の様子も見たかったが、上りの特典がこれで、富士山が見えると昨晩の機関車交換以来の写真を撮る姿があちこちで見受けられるほど、列車の愛称ともピッタリ


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快晴でよく見える山とは、ここ最近相性がいいくらいの見る確率が高くなっている。
そういえば、同じ車両に外国人の男女が乗っており、日本のシンボルにさぞかし御満悦かと思えば、次第に見えなくなる頃に起きてきて、なんともったいないことかと思うほど、人がたくさんいれば、寝台列車にはエピソードだって出てくる。


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前日の夕方から乗車してきて、その日がとても長く感じれば逆に明けてからだと短く感じるほど、起きてから関東に近づくのがやけに早く感じながら見慣れた車窓が見え始めると・・・


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終点の東京駅に定刻に到着し、長崎からおよそ20時間かけての戻りは、もう体験することのない貴重な経験となり、これも一つの時代を終わりと遂げるとも言える内容であった。

大勢の人の被写体となる姿は、まさにスターのような存在でもう、日常的に見られた青い車体がここで見られるのがあとわずかとか考えられない。



そんな姿を記念にいろんな角度から・・・・・・

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撮り続け、少し早いがお疲れ様の労いをかけながら、しばらく見ていざ重い荷物を背負って東京駅構内をゆっくり歩くと、容赦なく大勢の人が対向してくることに
「東京は人がたくさんおうて(いる)危なか~」(長崎弁)

と言いたくなるぐらい、現実世界の早速の洗礼に痛感するのであった。

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コメント
九州ブルトレ。
最期となる「はやぶさ/富士」の旅、如何でしたか?
上りに乗車すると、門司での「はやぶさ」と「富士」の併結作業が大きな見どころとなりますね!
私が乗車したのは下りでしたので、上りにも乗車すれば良かったと、ちょっと悔やんでみたりしています…。
私も九州ブルトレでは「さくら」が一番好きでした。
「さくら」に乗って、長崎に行くコトが子供の頃の夢でしたが、それについてはとうとう叶わず…。
仕方ないので、我が家の愛猫♀に「さくら」と名付け、往年の「さくら」号のコトを毎日考える契機を得ています。
2009/02/12(木) 19:48 | URL | 西瓜人。 #-[ 編集]
No title
上りですと、やはり併結作業が大きなイベントなのでしょうけど、下りより夕方早い時間からの乗車でのんびりと時間をかけて過ごすことに一種の贅沢かと思いました。


さくら・・・・・好きな名前ですね、いつかこの愛称がどこかで復活しないかと思っています。

ペットにそういう名前を付けるのもおもしろく、本当に付けたい名前がない時には、そちらから頂くというのもいいですね。


さくらにおいては、知人が実娘に付けたケースがあります。
2009/02/15(日) 05:58 | URL | TOK #-[ 編集]
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Author:TOK2006
埼玉県出身長崎県育ち、現在東京在住の私が自分探しと日本人として日本という国をよく知ろうというコンセプトのもとで旅を中心に興味あること、また新しいことに挑戦していく日々を描いています。

最近、ツイッターを始めました。
旅の模様を中心に自分なりの独り言ごとを書くつもりです。

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