東京発!冴えない日々

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路線バス巡り  幻の鉄道線を行く

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奈良県五條市の五條バスセンターにやってきた。
とは言っても、最近ではなく、昨年暮れの和歌山線乗車時に訪問した時のことで、快晴の和歌山市内とは一変、雪が降りだすほどの寒さでバスセンターに隣接するジャスコに避難するぐらいだった。


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「おおーこれは有名な日本一の路線バス(所要時間)の新宮特急線ではないか」
とたまたま来たバスに見とれながら、いつか乗ってみたいと思いつつ、今回はこの路線ではないのだ。



写真いっぱいの長文に続きます!

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そんなことで、今回の路線の行先である「西吉野温泉」行きのバスに乗車


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申し遅れたが、この五條バスセンターからはこちらも日本の路線バスの珍しい部類に入るバス専用道を主に走る路線で、旧国鉄時代に和歌山線五条駅から紀勢線新宮まで結ぶ五新線という鉄道路線の完成部分を活用しているもの

バスセンターから出た小型でも言えようの車には、他に誰一人と乗らずにJR五条駅を寄り吉野川を越えて五條市内を走る。


どこか小京都とも言える古い佇まいと街灯を見ても、昔地元で見たことあるような、都会では見られないタイプに田舎育ちの素の部分が出て街並みにワクワク感も出つつ、要所の五條市民病院からも乗車がないままいよいよメインコースを迎える。



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2つある路地で前方のタンクローリーの真横に注目しよう!
これが専用道の入口で、完全にバス専用となる。


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バス1台がなんとかの道路を進みつつ、途中で一般道と交差する時には踏切のような跡が見られ、鉄道線を彷彿させる光景ではあるが、あくまで未完に終わった路線なので、このような装備もバス専用道としての役割であり、軽トラックと遭遇するとそちらが停止してバスを譲り、地元では鉄道と同等のルールで根付いているようだ。


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もちろん、トンネルもあり明かりもない真っ暗闇の中でヘッドライトの光だけが頼りで、しまいには鉄橋も現われて渡ると、もう鉄道からの車窓気分で、第3セクターで使用されている車両をレールバスと言うが、これはちょっとタイプが違う鉄道線を走るバスに不思議さが走るにつれて伝わってくる。




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タイヤから伝わる感覚と一部凸凹状態を見ると、路面自体はあまり良い状態でなく、車の往来がほとんどないだけにきちんと整備していないのかと気になる。
この路線の本数が平日だと5本、土休日となれば1本しかない乗車としては高難易度で、車内に他乗客がいないとなれば、これも納得と思いながら今後のゆく末が気になってしまうが、トンネル部分は建築から相当長いとは言え、コンクリート状態が良く、路面も整備された部分があったので、そう悪い方に考えない方がよいかもしれない。


と考えつつも路線の楽しさと、いつもと違うバスの旅をしながら専用道部分の終点である「専用道城戸」に到着する。


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このままバスは一般道に戻って少し先の西吉野温泉へと向かうが、せっかくの専用道部分を堪能すべく、専用道城戸で下車し、折り返して来るのを待つ。

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あたかも駅と思わせるような待合所は、これだけの立派な建物とは言え、人の姿はなくベンチとかつて使っていたのか、窓口の跡があり、中の雰囲気は間違いなく駅である。



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このJR線に関するポスター
かつてこの路線は、JRバスが運行していて2002年に現在の奈良交通に引き継がれ、ちょうどポスターの期間が廃止当時の年の物で、くずかごも「JRバス」と示されていることが当時の名残でもある。


時間があるので、外の方も散策

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バス専用道として活用されている部分を除き、この先は路盤だけが残り、役目を果たすことがないトンネルも点在するなど本気で新宮まで鉄道線を作ろうとしたのはたしかで・・・・・


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↑国道168号


並行する国道168号を基盤としたバス輸送に公共交通を委ね、鉄道は幻に終わったようなもので、先ほどの新宮行き特急バスはここを走って行く。
この国道部分には「城戸」というバス停があり、区別する為に専用道部分には「専用道~・・・・」というバス停名がつき、城戸を含めて大半がこのような名前となっている。



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そんな散策をしているうちにバスが西吉野温泉から戻ってきて、再び専用道で五条駅に向かう。


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初めての身としては道ばかりに注目してしまうが、沿線の景色を良く、山の斜面の真っ白さは今季初めて見る雪であり、外は相変わらず寒い状態でも忘れさせるさせるぐらいバス旅は楽しい。

この萱葺き屋根の家は「賀名生皇居」と言って国の重要文化財に指定されている。


帰りはようやく数名の乗客があり、専用道内で乗り降りする人もおれば五條市街までの人がいたりと鉄道線では成し遂げなかった輸送をこのように活用して貴重な珍しい路線バスとなった。


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五条駅に到着すると、高校生の帰宅ラッシュと重なって先ほどまでの静けさはどこに、こういう活気ある姿の方が寂しい街よりかはいいものかと再び和歌山線の車中の人となりました。




参考:五新線(Wiki)


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コメント
なかなかすごい路線ですね
楽しく読ませていただきました。
そういえばこの路線はいまだに乗ったことがないです。
新宮~五條は1度だけ乗ったことがあります。

ほかに白棚線なんかも専用道を通りますね。

私もこのように変わった路線と観光をからめたたびをしてみたいな、なんて思っています。
またよろしくお願いします。

近いうちに私も「路線バスだけで家に帰る」をやろうと思っていますので、お楽しみに。
2009/02/28(土) 23:05 | URL | キャナル #-[ 編集]
拝見しました
えっ!?
今や土休日は1本なんですか??

自分が乗ったのはJRバス末期でしたが、奈良交通に引き継がれた直後はまだそれなりに本数あったんですよね・・・

まあ予想はできましたが前途は厳しいようです。救いなのはおっしゃる通り、インフラがまだしっかりしているといったところでしょうかねえ。
2009/03/02(月) 03:19 | URL | きゆろひ #59VeP046[ 編集]
No title
キャナル様

有名な白棚線を差し置いて、こちらの専用道がお初となりました。私の立場からですと、次回五條BCに立ち寄るのは新宮に行く時になればと思っています。

こういう変わった路線を全国津々浦々発掘しつつ、旅先でいろんな事が体験できればいいですね。

キャナル様版「路線バスだけで家に帰る」楽しみにしてます。
第2弾をやろうと考えながら、未だコースがはっきりしないので、いい刺激になればと思っています。


きゆろひ様
JRバス時代の体験者でしたか!
公式サイトで確認すると、土日はたった1本の早朝運行なので、乗りに行くには非常に厳しい状況であります。

JR時代は、結構本数があったようで、専用道内での行き違い退避の光景を見たかったのもあります。

土日の本数を見たら、非常に心配でありますが、いつまでも路線が続いてもらいたいです。
2009/03/04(水) 00:31 | URL | TOK #-[ 編集]
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埼玉県出身長崎県育ち、現在東京在住の私が自分探しと日本人として日本という国をよく知ろうというコンセプトのもとで旅を中心に興味あること、また新しいことに挑戦していく日々を描いています。

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